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宮原の先輩たち

下河さんイメージ
INTERVIEW

後輩のお手本と
なれるように、
さらに新しいことを
覚えて成長していきたい。

製造部 組立職場 2017年入社 下河

懐中電灯を使い作業する下河さんの写真

着実なスキルアップ

高校生のときに宮原製作所で現場実習があり、部品の塗装作業などを経験したことがきっかけで、この仕事に興味を持ちました。いま私が担当しているのはピストンロッドというエンジン部品の組立です。組立作業にはいくつかの工程があり、数名で分担しておこなうのですが、私は洗浄作業や防錆作業などを担当しています。先輩が丁寧に指導してくれたおかげで、着実にスキルアップすることができました。

洗浄作業は重要な工程で、ピストンに小さなゴミや金属片が残っているとエンジンが起動した際に大きなトラブルにつながります。そのため、部品の隅々を洗浄し、穴のひとつひとつをライトで照らしながら丁寧に確認することが大切です。集中力と体力がいる仕事ですが、私は普段からスポーツをしているのですぐに慣れることができました。

金属部品を手に取り確認する下河さんの写真
工場で機械を操作する下河さんの写真

趣味の陸上競技との両立

入社してしばらくは一つひとつの作業を終わらせるのに時間がかかっていたのですが、経験を積むにつれてだんだん早くできるようになってきました。先輩から「早くなったね」と言ってもらえたときは、自分の成長を感じてとてもうれしかったです。現在、入社して7年経ちますが、以前に比べると同じ作業量をはるかに短い時間でこなすことができています。

工場で機械を操作する下河さんの写真

私は中学時代から陸上の走り幅跳びをやっており、社会人になった現在も趣味で競技を続けています。普段は土曜と日曜に練習をおこなっており、岡山市や倉敷市の競技大会に、年に数回出場しています。また、毎年一回開催される「全国障害者スポーツ大会」にも出場しています。当社は土日にきちんと休めるので、自分の好きなことに時間を使えるのがうれしいです。

作業服を着た3人の工場スタッフが笑顔で会話している様子

支援学校出身の先輩として

当社には倉敷琴浦高等支援学校の卒業生が5人働いているのですが、今年から私と同じチームに1人、同校の後輩が配属されました。同じ学校の先輩として頼りにしてもらえるように、心をこめて指導しています。作業のやり方以外にも、「効率的に仕事を進めるためにはどうすればいいか」といった考え方についても教えるようにしています。また、5S(整理・整頓・清掃など)の徹底も大切にしています。きれいな工場は効率性を高めますし、気持ちよく働くことができます。

自分自身も、さらに新しいことを覚えて成長していきたいと思っています。ピストンロッドの組立の工程の中には、まだ私が経験していない作業もあります。また、ピストンロッド以外の部品もあります。他の作業も覚えて、できることの幅を広げていきたいと思っています。後輩のお手本となれるよう、がんばりたいです。